僕も原作の「キャプテン翼 ライジングサン」を読んでみました。
無印以外のキャプテン翼は基本的に古臭い、面白くない、頭身がオカシイと
三重苦なのですが、アプリで使ってるとキャラに愛着が湧くんですよね。
原作でたいして活躍してないキャラでも好きになったりして。
クライフォートとかサリナスとかいつの間にか好きになってるんですよ。
だからお気に入りのキャラが出てるだけでも読みたくなってしまったのです。
ということでお気に入りのオランダの天才、クライフォートですが、
ワールドユース編では打ち切りの関係で試合描写をスルーされたクライフォートですが、
確かワールドユース編でも墓参りをしていて、
その時は自分達をスカウトしてくれた恩人だとかだったはずです。
で、ライジングサンでは今度は兄も死んでいたことが発覚する。
なんでや! その亡くなったスカウトさんのエピソード使えばええやろ!
そこまでは良いのですが、何しろキャプテン翼と言えば交通事故です。
そもそもの翼くんからして幼少時に車に跳ねられたところが
サッカーボールがクッションになって無傷! サッカーの神様に愛されている!
というエピソードから始まることはあまりにも有名でしょう。
若島津くんも小学生の頃はトラックに跳ねられて大会途中から参加でしたね。
岬くんはトラックに轢かれたし、松山くんの彼女は跳ねられて危篤、
ステファン・レヴィンの婚約者は跳ねられて死亡、と翼世界での車は非常に危険です。
でもね、でもさすがにクライフォートの兄の死因まで交通事故ってことはないだろ。
まさか、そんな、また同じパターンなどと。いくら翼でもそれだけは有り得ない。
そんなのサッカー漫画じゃない。交通事故の怖さを教える漫画だ。

またかぁ。
一応、跳ねられる、轢かれる、そして玉突き事故とバリエーションは増えていますが、
なんでや! 増やすのはそこやないやろ!
でも大好きなクライフォートくんの活躍が見られて嬉しかったですよ。
嬉しかったと言えば三杉くんが久々に攻守に活躍してくれて、
日本にはツバサ以外にもあんなプレイヤーがいたのか!? 何者なんだ!?
となるシーンにはグッと込み上げるものがありましたね。
無印では翼以上の天才でしたからね。
「なにィ」と言いながら抜かれるだけの役になってた三杉くんが急に活躍し出すと、
メタ的に読んで「これは心臓病再発フラグじゃないのか?」と不安になりますが、
多分、陽一先生は何も考えてないから安心。
次は久々にアルゼンチンの天才・ファン・ディアスとの試合だし、
ブラジルと人気No.1のシュナイダーくん率いるドイツが同じグループに入ってるし、
無印以降の翼では一番面白いキャプテン翼になりそうな予感がします。