2006年11月14日

それでも彼女は回り続ける。


今宵、シンクレア祭りなる恐らく史上、
最も地味な部類に位置するであろう祭りが秘めやかに開催された。
斬っても斬っても死なない女達の宴。
崩れ、鳴り響くシャンデリアが決戦のゴングだった。

序盤から立ち回りを完璧に制し、
Kタカをパーフェクト負け寸前にまで追い込むリン。
その華麗なヒット&アウェーはまさにシンクレアの極致だ。
だが、その華麗な花もKタカの
ジャンプA>ビジョンカッター>C>ハイパーオーラ斬りという、
僅か4動作の内に散った。
何故、あんなに美しい舞を魅せた彼女がたったの4動作で…

2ラウンド目、やはり優雅に舞うリンの立ち回り。
的確に間合いを支配し、カウンター、
二択を仕掛けるその動きはKタカを寄せ付けない。
Kタカは一瞬の勝機を待つしかなかった。

そして、その一瞬が来た。
時に残酷に回る彼女の回転剣攻撃の隙に、
必殺のターニング・エッジを叩き込んだのである。
サムスピならとうに死んでいるほどの斬撃を
何度浴びせても倒れない彼女だが、
このターニング・エッジばかりは耐え切れるものではない。
他の斬撃は一体何なのか? これで本当に誕生日効果で攻撃力1.2倍なのか?
ターニング・エッジは目を疑うほどの体力ゲージを奪い去り、
形勢は逆転した。

しかし、尚もリンのペースは崩れない。
冷静に間合いを取り、再び試合を支配する。
互いにフィニュッシュブローは決まっていた。
だが、Kタカにはすでに気力ゲージがない。
万策尽きたかに思われたその瞬間、奇跡は起こった。
それでも彼女は、回り続ける…

尚、Kタカ氏のカラーリングについてのツッコミは不要とのこと。

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posted by Kタカ - 日記
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